女性士業の子育てと仕事


 

2013.11.12

司法書士戸倉さんが母校のサイトに、執筆されています。

とても励まされます。ぜひ下記リンクをご覧ください。

 

 

 

 --引用--

(特に女性の方は)是非頑張って自分だけの夢を見付け、そして辞めない方法を考えて仕事をし続けて下さい。

https://futureship.sec.tsukuba.ac.jp/crew/0256.html


ママサムライ 新春座談会

「女性士業の子育てと仕事」

 

H23.1.20青山ウイメンズプラザ

 

弁護士   1名

司法書士  3名

税理士   3名

行政書士  4名

社労士   3名

公認会計士 2名

不動産鑑定士2名

+バブちゃん

 

 

 

仕事と子育て、という永遠のテーマについて、先輩ママさんでいらっしゃる小野寺さんから、ご自身の子育てと仕事との両立について奮闘記を聞かせていただきました。

 

参加者は、女性士業の皆さん18名+バブちゃん。

小野寺さんは、4人のお子さんを、会社経営をしながら育てあげたスーパーママさんです。4人のお子さんは、それぞれ自分の道をしっかりと歩んでいらっしゃいます。(商社勤務・弁護士・会計士・医師)

 

私たちは、子どもが、0歳~20歳までをかかえる女性士業。仕事と子育て、それに家事・・常にそのワークライフバランスに戸惑い、模索しています。

   

当日のお話の要旨としては、(私のメモですがご了承ください)

 

○親がつねに気にかけていることを伝える

○道をはずれるようなことがあれば、すぐ仕事をやめからね、と常にいいつづけていた。(究極の事態には子供を優先して仕事を辞めてもいいという覚悟があった)

○伝えなければならない事は、伝える。言わなくても分かるではなく愛情を言葉や態度で伝える。

○忙しくても子どもの状況をつねに把握すること。

○対話の時間をもつこと。子の立場になって。

○親が本気であることを伝える。(しかるときなども)

○想いは伝わるし、言ってもムダ・・疲れてるし・・とはせず、とことん話し合うようにする。自分も疲れているときもあるが、自分を律する。

○子どもの人生をどうしたいかを考えて。

○信念をもって、たのしく生きるよう心がける。

   

あと、エピソードとして、お子さんがいじめにあったときなどは、相手の子を家に連れてきて、親御さんも学校もふくめ、みんなで話し合い、いろいろな話をして、前向きに丸くおさめられたお話を聞きました。

また、兄弟姉妹のことで何か問題が生じたときも、兄弟姉妹もふくめて話し合いをされていたようです。とことん話し合うご家族で夜どおし話すこともあったとか。

 

娘さんの弁護士小野寺さんによれば、

 

○手を抜かない母でした。とことん話し合っていました。

○ウソがつけないことは分かっていたので、信頼関係があったと思う。

○いざというとき、守ってくれる、という安心感があった。

○今の私があるのは母のおかげ。司法試験にトライするときも、母だけは信じてくれた。

 

とのことです。 とても怖いお母さん、だったそうですが、「真剣さ」は伝わるもので、そういう親の背中をみて子は育つんだろうな、と感じました。

 

座談会後、それぞれの女性士業のみなさんと、各家庭の状況を話し、みんな同じような悩みをもっていることが分かりました。 責任の重い仕事である士業。そして、子育て(+家事)。

 

『覚悟』を決めて、子ども(家族)と仕事と向き合い、子どもの人生を考え、家族の想いを一つにして、前を向いて”楽しく”生きる! と思うと、ちょっとすっきりしました。

 

番外編:それにしても、だんな様の家事・育児への参加率の高いこと。料理も家事もすすんでこなし、イクメン・カジダンが浸透してることに驚き、早速、夫にも伝えました。

次は、「つるのたけしさん」とか、辻ちゃんの旦那さん「杉浦太陽さん?」とかにもお話を聞いてみたいです。 (来てくれたらすごい) 

 

 

その後、ママサムライMLへの感想から抜粋を。

 

 

○日々、子どもと向き合って対話して本気で接していけば小野寺さんご家族のように、『信頼関係が築ける』んだなーと思いました。そうありたいです。(行政書士I)

 

○帰ってきてから早速、娘に真剣に向き合ってみたら、お風呂に1時間半も入っている羽目になってしまいました。付け焼刃でできるものではないなあ・・・っと、これから時間をかけて、なあなあにしていた部分を矯正していこうと思います。(司法書士Y)

 

○すぐには変われないかもしれない、でも少しずつ、皆さんも頑張ってるんだということを励みに、親業も頑張っていきたいと思います。(行政書士I)

 

○家族の絆を感じました。そして自分の母にも感謝、尊敬し直しました。(気持ちは伝えていませんが)皆さんの子育てやご主人のことも伺えてよかったです。これぞママサムライの醍醐味です。(司法書士K)

 

○子育てについて色々悩んでいた事に光が見えた感じです。(税理士K)

 

○方法は人それぞれでも、母親の努力を知っている子供は道を間違えることはないのかもと思いました。(社労士U)

 

○私自身も考えや価値観、母への感謝を再確認するとともに、みなさんも同じ悩みを抱えてるんだなーとなんだか親しみを感じます。(弁護士O)

 

以上です。                   ママサムライ通信員@岩崎